更新日 2025年03月18日
長期フォローアップ
成長期にがん治療を受けた場合、治療後の成長や時間の経過に伴い、がんそのものや、薬物療法、放射線治療などの影響による合併症が発生することがあります。これを「晩期合併症」と呼びます。晩期合併症は、小児やAYA世代のがんに特有の問題です。
晩期合併症に適切に対処するためには、治療後も定期的な検査や診断、支援などが必要であり、長期間にわたるフォローアップが重要といわれています。この長期フォローアップには、成人後の合併症対応も含まれ、院内の各診療科や地域の医療機関と連携して治療が行われます。
詳細については、担当医師やがん相談支援センターにお問い合わせください。
移行期医療
小児がんを克服し、小児科を中心とした医療から成人診療科を中心とした医療に移り変わることを「移行」と呼んでいます。移行にあたっては、自身の治療内容を理解し、健康観察を行う必要があります。担当医師と相談したうえで準備を進め、成人になっても安心して過ごせるよう日々の健康管理を継続しましょう。
参考サイト
下記のサイトでは、長期フォローアップに関する詳しい情報や、長期フォローアップを行っている医療機関の情報が分かりやすく紹介されております。