がんと診断されたら

更新日 2025年03月14日

がんと診断されたときの気持ちについて

がんと診断されたときに、不安・悲しみ・怒りなどの感情がわき起こることは、自然な心の反応です。

「ショックで頭が真っ白になってしまった」
「いろいろ決めなくてはいけないのに、何も考えられない」
「なぜわたしだけ苦しい思いをしなくてはいけないのか」
「まさか、なんでわたしが...」

気持ちが不安定になったり、やり場のない思いがあらわれたりすることは、事実を一度に受け止められないときに起こる、自然な心の反応なのです。

不安や落ち込みを和らげるために

不安や落ち込みを「ひとりで解決しなくては」と我慢してしまう方もいるかもしれませんが、今の気持ちを誰かに伝えることで不安や落ち込みがやわらぐこともあります。
あなたのまわりにいる家族や信頼できる友人、あるいは、あなたを診ている医師や医療スタッフに話してみませんか。

思い悩んでしまったときには

今の自分の気持ちをどう伝えたらよいかわからないという方もいると思います。
また、「不安で不安でしょうがない」「何も考えられない」という方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、ぜひ「がん相談支援センター」をご利用ください。相談員があなたの今の気持ちに寄り添いながら、これからどうしていくのかを考えるお手伝いをします。

参考サイト

下記のサイトや書籍では、がん患者さんやそのご家族の方が、がんと診断されてから、がんと上手に付き合うための工夫がわかりやすく解説されています。


(このページは、国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」を参考に作成いたしました)